行徳キリスト教会 Gyoutoku Christ Church

ともしびと油を備えなさい

教会はキリストの花嫁であると言われています。このキリストの花嫁という表現は神聖なものであり、栄光に富んだ教会の姿をあらわしていると言えるでしょう。花嫁と聞いて、皆さんは何をイメージされるでしょうか。きっと、純白なドレスを着て、人生の中で最も華やかで、最も喜びに満ちた花嫁の姿をイメージするのではないでしょうか。教会はやがて来るべきキリストを待ち望む花嫁なのです。聖書はその日が突如とやってくるために、その日に備えてともしびと油を備えているようにと教えています。ユダヤ人の結婚式というのは夜に行われたそうです。花婿は友人たちと共に花嫁の家にいきます。花嫁の家に着くときは暗いですから、付き添いのブライドメイド達は自分達が準備した明りによって、花嫁の家から花婿までの家を行進するわけです。このともしびというのは神のことばをあらわしています。そして、油というのは信仰のことです。聖書はこの日がいつ来ても良いように出発の準備をしていなさいと教えています。それはやがてキリストが来られるという希望を待ち望み、キリストに信仰を置き続けるきよい教会の姿を描いているのです。あなたはその日に備えて油を備えているでしょうか。