行徳キリスト教会 Gyoutoku Christ Church

11月18日(日)のメッセージ 「全世界を祝福する福音」

創世記18章17節~19節
「全世界を祝福する福音」

聖書の中には、神様と人間との間に交わされたいくつかの契約が存在しますが、その中でもアブラハム契約はすべての人類に関わる重要な契約です。神様はアブラハムと通して全世界を祝福することを約束されました。通常は契約というと、両者の合意や合意にいたる条件があるものですが、このアブラハム契約に関してはアブラハムが信仰によって神に示された地へいくことによって成就する契約です。そして、その条件はすでに約束の地にでていったアブラハムの信仰によって達成されました。神様はご自身の約束されたことに関して忠実なお方ですから、実質のこのアブラハム契約が無効になることはありません。この契約の内容の一つの中にアブラハムを通して全世界が祝福される約束が与えられています。そして、この契約は全てがまだ成就されたわけではなく、現在も進行中の契約であるのです。このアブラハム契約の内容を私たちが覚える時、私たちは大いなる希望を持つことができます。なぜなら、神はこの契約のゆえに、今なお忍耐と寛容をもって多くの人々を救いへと導いてくださるからです。全世界の教会がこの福音宣教にたつのも、このアブラハム契約を固く信じているからではないでしょうか。アブラハム契約は、この契約に接木されたキリストの教会によって成就されていくのです。その全世界の祝福の基とされている事を意識して歩みをなしていきたいものです。