聖書箇所: イザヤ11章1節~10節
説教題:「栄光に輝くキリスト」
クリスマスおめでとうございます。主イエス・キリストにすべての栄光があるように。また、主の来臨を待ち望むひとりひとりの上に主の平安と祝福がありますように。キリストが臨在される場所というのは、他の場所とは違います。キリストが臨在されている場所というのは、それぞれの心のうちに主のご支配があるからです。主のご支配がある場所には、赦しがあり、癒しがあり、また愛があります。公正なさばきがなされ、弱いもの、貧しいものたちが喜びに満ちることができる場所です。また、それぞれが主を恐れているので、互いに謙虚になり、お互いに仕え合い、支え合うことができます。そのようにして、人々はそこに主がおられることを知るのです。しかし、主が不在の場所には、争いや不平不満が絶えることはありません。不平等があり、弱いもの貧しいものが虐げられ、そこに安息はないのです。暗闇にいたものが、神の国の威光をすこしでも味わうならば、人々はこぞってそれを求めるようになります。それは、闇と光の差が歴然としているからです。闇は光に打ち勝つことはできません。ですから、キリストの栄光を仰ぎ見るならば、その人は必然とその光が真理であるという事を知るようになります。しかし、そのいのちに至る門は小さく、その道は狭いのです。このクリスマス、世の光である主イエス・キリストに出会いこの真理の光に照らされますように。