１００％本音で向き合うと、人間関係や物事がなかなかうまくいかない事が多いのではないでしょうか。大人になれば、周りの空気を読みながら、建前と本音を使い分けて、相手に合わせたり、妥協をしたりする事が多くなってきます。しかし、そのギャップがあまりにも大きいと、うその自分を演じているわけですから、正直、辛くなってくるのは当然の事でしょう。聖書は、そのような生き方から私達を解放する道を教えています。それはまず、神様に自分の本音を現す事から始まります。誰にも言えないような自分の弱さや葛藤を、神様の前に打ち明けて、自分の弱さを受け入れて頂く時、自分の内と外の整合性がとれるように変えられていきます。自分の弱さや重荷を神様の御前に打ち明けおろしていくならば、やがてその人は、自分の周りにいる人にも正直な自分をあらわしていく事が可能となっていくでしょう。なぜなら、他人の同意や承認を得なくても、自分の弱さを完全に受け止めて下さるお方がいる事を知っているからです。
