聖霊が好まれる心の環境というのは、赦し、一致、感謝といった神の愛を受け、肉的な思いから解放されている人の心です。憎しみや、怒り、また劣等感など、肉の思いに支配されている心は、私達を罪に向かわせ、神を愛し、神を喜ぶ心を見失わせます。ですから、私達はこの肉の思いに支配されないように、常に自分の心を見張っていなければなりません。悪い状態になった時、その状態を悔いる事はそれほど難しい事ではありません。しかし、悔いた心の状態を常に正しく保ち続けるのは難しいものです。人間の心というのは、すぐに高慢になり、過去の事を忘れてしまうからです。ですから、日々自らの十字架を背負ってイエス様に従っていかなければなりません。そして、自分自身が誤った道に向かっていると気付いたならば、時を移さずに正直にその罪を十字架のもとに持って行く事です。神様は正直に自分の罪を言い表すものを憐れみ、その人の心をきよめ、あらゆる悪から私達を守ってくださるお方だからです。
