神への感謝は日々の恵みの気付きから生まれてきます。小さな恵みに気付く人は、大きな恵みにも気付く事ができるからです。与えられて当然、受けて当然という思いからは感謝は生まれてきません。恵みとは受けるにふさわしくない者に与えられる神の破格の恩恵だからです。受け取って当然と思う人の心は常に満足ができません。それは、恵みを受けている状態が当然だと思っている故に、欲に囚われ、純粋に与えられた恵みを感謝できないからです。心が満ちるための秘訣は、小さな恵みを当然だと思わずに、常に神に感謝をささげる心の状態を保つ事です。日々与えられている糧、健康、時間、能力などは全て神の恵みによるととらえる時、私達の周りにある全ての出来事が、神の愛と守りの中に生かされている事を認識します。何よりも、あなたを愛し、あなたと共に歩んでくださる神がおられるという事はどれほど大きな励ましでしょうか。そのような恵みに気付いている人は、常に神の祝福と恵みに感謝をささげる事ができるのです。
