神はいかなる時も誠実であられるお方です。それは、神が偽る事ができないお方であり、ご自身の約束を必ず守られる真実なお方だからです。神は真理であられるという属性のゆえに、私たちはいかなる時も神ご自身と、神の語られることばに信頼をおいて歩み続ける事ができます。私たちは偽りや虚偽に満ちている世界に住んでいます。人間の不完全な知識や知恵の中で、正しいと言われているものが、実はそうでなく、考えや偏っていたり、真実ではなかったりする事を経験します。それゆえに、何事もまずは疑って見ることに慣れてしまっているのです。ともすると、神ご自身や、神が語られることばに対しても、始めから疑念を抱きながら真理を追究する姿勢が見られます。私達は自分達が能力において不完全である事を認めつつ、神ご自身は決して偽ることができない真実なお方である事を認めるならば、私達の内にある疑念は消え、神が語られる一つ一つのことばを「アーメン」と告白し従う事ができるように変えられていくでしょう。
