私達はこの地上では旅人です。この見える世界は一時的な世界です。ここが私達の本拠地ではありません。天の御国がどれほど素晴らしいものなのか、それはこの地上の美しさとは比にならない素晴らしい場所だと聖書は教えています。イエス様はこの天の御国の価値を教えられた時、それは良い真珠をさがしている商人のようだと言われました。その価値があまりにも素晴らしいので、その商人は自分の持ち物を全部売り払ってそれを得ると言われました。自分の全てをかけても良いほどの値打ちを持つのが天の御国です。それがどれほど素晴らしいものかを知り見出すならば、私たちはこの地上に宝を蓄える事をやめて、天の御国に心と思いを向けていく事でしょう。しかし、その国は肉眼ではとらえる事ができません。信仰の目が必要なのです。アブラハムは神の召しを受け、神が示す地に出ていけと言われた時に、信仰によってその地を目指しました。それは、はるか彼方に天の御国を見据えていたからこそ、後ろのものを忘れ出ていく事ができたのです。私達もそのような志をもって残されたこの地上の歩みをなしていきたいと思います。
天の御国にあこがれて
- 霊的な健康を保つために
- 目の中の梁を見出す