聖書を素直に読むならば、キリストというお方がどのようなお方なのかはっきりと見えてきます。キリストは生けるまことの神であられ、天地万物の創造主であるアドナイ「主」と呼ばれる存在です。その「主」と呼ばれ、神であられる方が、神の在り方を捨てられないとは考えず、罪を持つ以外、すべての点で私たちと同じようになられたと、聖書はキリストについて証言しているのです。キリストは神の最高の被造物でもなく、天使長でもなく、すべての造られた存在がひざをかがめ礼拝をする「主」(ヤハウェー)であると聖書は言っているのです。しかも驚くべきことは、この神であられる方が、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人となられたという事です。キリストが受肉されたのは、私たち人間を罪から救うためでした。人間とならなければ、十字架で私たち人間の罪の代価を贖う事ができなかったからです。私たちの罪の代価を支払い、その死から私たちを救い出すために、神であられる方がすべての栄光を天に置き、仕える姿をもってこの地上にきてくださったのです。神であられる方が人となられた、このキリストの内にこそ、私たちは救いの確かさを見るのです。
キリストとは誰なのか?
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