行徳キリスト教会 Gyoutoku Christ Church

今を生きる力

夢を語る事は、未来を語る事だと思います。自分が何をしているのか、意味もなく歩み続けていくほど辛い事はありません。人は、永遠が神によって心に与えられているゆえに、本能だけで生きているのではなく、人生の目的や意味を見出そうとします。もし、人生など何も意味がないならば、必然的に人は刹那的に生きる者となるでしょう。しかし、私たちはそのようには生きません。それは、そこに何らかの意味を見出しているからです。箴言29章18節に「幻がなければ、民はほしいままにふるまう」と書かれています。そのことばの真意は、神様からの啓示がなければ人間は堕落するという意味です。生きる指針、生きる目的がなければ、人間はどのように生きたらよいのかが分からないのです。聖書は、私達に夢を与えます。この地上で私達がどのように生きるべきなのか、やがて私たちがどこに向かうのかという未来を描かせてくれる書物です。それゆえに、私たちは今をどう生きるべきかが分かるのです。未来を語る事ができなければ、今を語る事はできません。それゆえに、私たちは常に未来に心を向けて歩むべきなのです。未来を鮮明に捉えられる人こそ、今をしっかり生きる事ができるからです。