聖書箇所:コロサイ1章1節~6節
説教題: 「神の国とその広がり」
もし、人々が天に蓄えられている宝の価値を知るならば、この地上での犠牲を惜しみなくささげるようになるでしょう。しかし、その価値を知らなければ神の国に投資をし、そのために犠牲をささげる事に出し惜しみをするでしょう。あなたが犠牲を惜しまずにささげることができるものとは何でしょうか。ある人はこどものためなら犠牲をおしまない人がいます。またある人は自分の仕事に多大な犠牲を払います。また、ある人は自分の趣味や好みに対して多くのお金を費やします。それは、その犠牲を払うものにそれだけの価値を見出しているからではないでしょうか。周りから見れば、なんでそんな事にそれだけの犠牲を払うのと思うかもしれませんが、その人にとってはそれだけの価値があると信じているからこそ、犠牲を犠牲と思わないで時間や労力、また財産を費やすのです。逆を言えば、犠牲を払いたくないのであれば、そこに価値を見いだせていないからなのです。聖書に書かれている福音も同じです。もし、その福音の中に隠されている価値を見出すならば、その人は自分の人生をささげても良いと思える程の価値をその福音の中に見出します。そのような人々が多大な犠牲を払うことを通して、福音は全世界へ広がっていったのです。その福音の価値は今も変わる事はありません。あなたは、聖書が言うような価値をこの福音の中に見出していますか?