行徳キリスト教会 Gyoutoku Christ Church

2月17日のメッセージ 「互いに愛し合う教会」

聖書箇所:第一ヨハネ4章9節~21節

説教題:「互いに愛し合う教会」

神のかたちを毀損した人間は愛する力を失ってしまいました。もちろん、人の内には相手を愛したい気持ちはあるのですが、神のかたちを失っているので正しい在り方で愛することができません。愛しているといいながら、常に利己的な愛になってしまうのです。見返りを求めない愛よりも、見返りを求める愛になってしまいます。しかし、それが罪の現実であると気づくならば幸いです。自分の内には神のかたちがないと分かる時にこそ、私たちはその完全なかたちをもっているお方を求めるからです。神のかたちを完全に持っているお方とは、イエス・キリストそのお方です。このお方は罪のないお方であり、アダムとエバが失ったすべての神のかたちを保持されているお方です。罪によって毀損したたましいが、このお方のいのちを受ける時、その内側に新しいいのちが宿るようになります。そのいのちがその人の内に溢れはじめるとき、人は失った神のかたちを回復します。私たちはキリストの内に愛することを見出し、その愛の内に歩み始めることが可能となるのです。それゆえに、聖書はもしキリストのいのちを持っているならば、互いに愛し合うようにと教えるのです。愛し合うことこそが、キリストのいのちを共有することであり、キリストのいのちをもっている人々はキリストのゆえにそれができるからです。そのようなキリストのいのちの溢れる教会へと私たちは変えられたのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。