恵みの小道を見出すためには、過去との決別が大切です。新しい道が備えられているにもかかわらず、いつまでも古き自分との関わりを立つ決意をしなければ、それをずっと引きずって歩む悪循環へと陥っていく事でしょう。新しいいのちは、古いいのちの死を迎えてこそ始まるからです。古いいのちを維持しようとする時、その人は恵みの小道を見失い、自分のがんばりや努力によって義を得る道へと後戻りするでしょう。恵みによる救いは十字架の死を信仰によって受け入れる事から始まります。新しい歩みが始まるためには、自分の一部分だけを良くするだけでは不十分です。聖書はキリストの内にある新しさを得るために、あなたが罪に対してキリストと共に死んだ者であり、キリストによって生かされている事を信仰によってとらえるようにと教えています。この事実を受け入れ、あなたの人生としてではなく、キリストが中心となる人生へ歩む事を決意する時、あなたの人生は過去と決別し大きな変化を生み出していく事でしょう。
