私達は自分にはないものに目を向ける心の癖がついています。自分にないものばかりに目を向けていく時、自分の自己評価は低くなり私達の心は貧しくなります。しかし、実は私達は自分が思っている以上に多くものを所有しているのです。ないものねだりの歩みから、すでにあるものに私達の目を向けるならば、私達の心は豊かさをましていくでしょう。その第一歩はすでに与えられている恵みを数え感謝をする事です。そして次に、その恵みを自分のためではなく、神様のために、また人のために用いていくことです。何も自分は持っていないと思っていた時は、得ることばかりに心が向けられ、与えられている恵みを十分に活かしきれていませんでした。しかし、自分に与えられている恵みの価値を見出す時に、それらを十二分に用いていく事ができるようになるのです。ないものに心が奪われてしまうのではく、すでに与えられている恵みを数えてみましょう。そして、その恵みを感謝し、他者のためにその恵みを用いてみてください。
