幸福に生きるためには、すべて自分の願望がかなえられる事だと思っている人がいます。しかし、実は自己実現の思いが強い人程、不平不満が多くなります。それは、物事が自分中心に回っているために、他者の目線で物事を見る事ができないからです。当然、自分が願っているように人が動いてくれないと、不平不満が心に募ってきます。他人に対して「ああしてほしい、このようにしてほしい」という思いが強ければ強いほど、不満は大きくなっていくからです。聖書は、そのような生き方ではなく、逆に他者を自分よりも優れた者として敬うようにと教えています。自分の思うように物事が進まなくても不平不満をもらさずに、また議論せずに物事を行うように心がけなさいとも教えています。他人を思いやり、自分中心の生き方から脱却する時、人は不平不満から解放されていきます。不平不満になるような状況というのはどこにでもあります。そのような時、自分が中心になりすぎていないか吟味しこの悪循環から抜け出しましょう。
不平不満から抜け出そう
- お互い様
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