旧約聖書はユダヤ人の歴史だけでなく、来るべきメシヤについて記された神の啓示です。そのメシヤ預言と言われている箇所は300箇所以上ありますが、それらを全て満たす方はイエス・キリストしかおられません。時折、自分こそはメシヤであると主張する人々がいますが、なぜ彼らは偽キリストであるのか、それは聖書の証言、とりわけこれらのメシヤ預言が当てはまらないからです。メシヤとは、「油注がれた者」という意味がありますが、神に選ばれた者であり、神の霊が豊かに注がれた人のことを指します。旧約聖書では、預言者、祭司、そして王が任職する際、頭に油が注がれました。メシヤはこれらの三つの職務を完全に行う事ができるお方であり、その働きは一時的なものではなく永遠性があります。つまり、神の御子であるイエス・キリスト以外にその職務をする資格をもつ者は一人もいないのです。キリストは私たちに永遠のいのちに至る道を教え、わたしたちの罪の代価として永遠の贖いを成し遂げ、永遠にこの世界を統べ治めるお方です。これらは、人間の浅はかな知恵によってもたらされたのではなく、神の永遠の定めの内に成就した事実であり良き知らせなのです。
来るべきメシヤである御方
- 奇跡が存在する根拠
- 人は死んだら一体どうなるか?