行徳キリスト教会 Gyoutoku Christ Church

親密な神との関係

キリストが弟子達に教えられた祈りの冒頭は「天にいます私達の父よ」という祈りの文言から始まっています。神を私達の父として祈る祈り方というのは、当時の世界において祈りの概念を変えた祈り方でした。神を「父」と呼ぶ事で、神と祈る者の距離が近くなり、宇宙の果てで見ておられる神ではなく、私達の身近におられ、私達の歩みを心配して下さる神の親密さが伝わってきます。イエス様が望んでおられる神との関係とは、親子のような親密な関係です。健全な親子関係であれば、どんな人間関係よりも深くゆるぎない信頼関係がそこにはあります。そのように、父である神もあなたの事を深く理解し、あなたの必要を知っておられ、あなたを支えて下さる方なのです。この父との関係が築かれるならば、あなたはこのお方に全的信頼をもって歩みたいと願うようになり、主である神を御霊によって「天のお父様」と呼ぶ者とされるのです。祈りとは、その父である神への信仰のあらわれであり、父である神を信頼する者の愛の表現なのです。